建物を蝕む腐朽菌やシロアリ(ヤマトシロアリ)が育成する4要素とは

腐朽菌やシロアリが育成するには次の4要素が整う必要があると言われています。

シロアリが育つ4要素

  • ・木材(栄養分)
  • ・酸素(空気)
  • ・温度
  • ・湿度(水分)

木造住宅に蟻害や腐朽が生じるのは、住宅内部にこのような生物の生育に適した環境が存在していることになります。ただ酸素と温度については対策が難しく、実際は木材と湿度についての対策をとることが現実的と考えられます。

木材については防腐防蟻処理を施すことや耐朽性の高い樹種を使用すること等が有効となります。

また、湿度については雨水の浸入、結露、床下の滞留湿気、配管からの漏水などにより建物内部へ水を浸入させないようにする。もし内部に浸入してきた場合は早期に水分を取除き乾燥させることが大切になります。

水分は劣化被害を決する最大の要因と言われています。

このような劣化もホームインスペクションを実施することにより早期に発見することが出来ます。

住宅診断・住宅検査コラムの最新記事


よくご覧いただくコンテンツ一覧

ご相談は無料です、お問合せ・ご予約はお気軽にどうぞ 0285-84-6061