今住んでいる家は大丈夫?見逃しがちだけど、放っておくと怖い劣化事例特集
ここは見ておきたい!劣化のチェックポイント
- <屋根>
- □ 屋根が変色していないか
- □ 屋根がサビついていないか
- □ 屋根が割れたり、ズレたりしていないか
- □ 雨どいの詰まりや破損はないか
- <外壁>
- □ 触ったときに手に白い粉がつくか
- □ サイディングのシーリング・コーキングが劣化していないか
- □ モルタルにはがれやヒビが発生していないか
- <バルコニー>
- □ 排水口付近にトラブルが発生していないか
- □ 家との間に隙間や亀裂がないか
- <水まわり>
- □ カビが発生していないか
- □ タイルにヒビや欠けがないか
- □ 浴室と脱衣室の境目に腐食がないか
- □ 給排水設備の劣化はないか
- <床>
- □ 床材にキズや凹みがないか
- □ 歩くと部分的に沈む部分がないか
- □ 床がはがれている部分がないか
- <外まわり>
- □ 木部や鉄部が劣化していないか
- □ 塀の傾き、ヒビ割れがないか
こんな劣化事象に要注意①
基礎コンクリートのひび割れ
コンクリートのひび割れから雨水が浸入すると、内部の鉄筋に錆が発生し鉄筋が膨張してさらにひび割れが大きくなり基礎の強度を低下させます。 |
シロアリ蟻道
床下にシロアリの蟻道を確認しました。建物が傷んでしまうため早めの対応が必要です。 |
↓↓↓ 放っておくと… ↓↓↓
耐震性 が脅かされるかもしれません
建物の経年劣化で、主に構造に関わる部分の腐朽がある場合、耐震性が低下している場合があります建物を支える重要な基礎部分に劣化や不具合があれば、もちろん耐震性は低下します。しかしそれだけでなく、床下内部でも、床下に溜まった湿気によって構造材の腐食や結露、シロアリ被害などが起きている可能性があり、長期間放置すると建物の強度低下や室内への腐食などに繋がる恐れがあります。
こんな劣化事象に要注意②
防水層の亀裂
防水は膨れ、ひび割れ外傷等の損傷などの劣化症状があり、そのままにしておくと雨水が侵入し雨漏れの原因になります。 |
広縁の雨シミ跡
広縁の天井に雨シミ跡があります。建物が傷んでしまうため早めの対応が必要です。 |
シーリング材の劣化
シーリングは痩せ、変形、軟化、変色、ヒビ割れ、剥離、破断などの劣化症状があり、そのままにしておくと雨水が侵入し雨漏れの原因になります。 原因は経年劣化などによると考えられます。 |
↓↓↓ 放っておくと… ↓↓↓
雨漏れ を引き起こしてしまうかもしれません
しかし、雨漏れがあったとしても、その箇所によっては、「日常生活に大した支障はないし、放っていても大丈夫かな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ひとたび雨漏りがはじまると、永続的に建物内部に水が入り続けることになり、柱などの躯体を腐食させていきます。そしてその結果、家の寿命が大きく縮んでしまうということにつながります。
こんな劣化事象に要注意③
地盤の不同沈下
床下の地盤に不同沈下よる亀裂が見られ、基礎にまで亀裂が入り建物にも傾きが現れています。 |
↓↓↓ 放っておくと… ↓↓↓
軋み・傾き を引き起こしてしまうかもしれません
床下の木材などの劣化が原因の場合、最終的には床が抜けてしまう危険性があります。特に台所、洗面所、浴室などの水まわりは劣化が進みやすいので、注意が必要です。また、シロアリが原因の可能性もあります。このような水まわりは、木材が湿気てしまうことでシロアリにとって快適な環境となりやすいです。放置しておくと、最悪の場合、突然床が抜け落ちてしまう可能性もあります。
「今住んでいる家はいつまで住めるんだろう…?」「このまま住んでいても安心なのか…?」
築年数が経つとこのように感じられ、不安に感じる方も多いかと思います。しかし、住宅は一見、新築当時と変わらないように見えていても、雨風や直射日光による劣化が確実に進行しています。室内においてもカビやシロアリが見えない所で繁殖している可能性も否定できません。
時には、見逃していた劣化が原因で耐震性が脅かされたり、雨漏れや軋み・傾きなどで生活環境を脅かしてしまう場合もあります。築年数に関わらず、定期的に住宅の状況を知っておくことで、これらの危険性を回避し、安心して生活を送れるようにしましょう。
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